ペパーミントの有効成分メントールが便秘解消に効果

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ハーブティーにしたりスイーツに添えたりと料理におしゃれなアクセントと爽やかな風味を加えてくれるペパーミント。

このペパーミントに実は便秘解消効果があることはあまり知られていないのではないでしょうか?便秘解消に効果のある食べ物というと食物繊維を一番初めに思い浮かべますよね。

ペパーミントにはその食物繊維は含まれていませんが、それと同じくらい有効な成分が含まれているのです。

ここではペパーミントの便秘解消効果について詳しくご紹介します。

ペパーミント成分メントールの働き腸内たまったガス排出し腸管痙攣を抑える

ペパーミントと言えばスーッとした爽やかな風味が特徴です。

この風味の正体はメントール(ハッカ)です。

メントールは最も歴史の古い生薬の一つで、古代ギリシャ時代には健胃薬や気付け薬として使われていたことが文献に残っています。

その他、抗菌作用や鎮痛作用、血管収縮作用などがあることが分かっています。

メントールにはペパーミントのほか、クールミントやスペアミントなど様々な種類があります。

さて、このメントールの働きの一つに、胃の働きを活発にするというものがあります。

便秘によって腸内に便が長期間溜まり続けると、やがて便が有毒なガスを発生させるようになります。

このガスが溜まると苦しい腹部膨満感を覚えるようになります。

ペパーミントは胃腸の働きを活性化させることによって腸内にたまったガスを排出し、腹部膨満感を和らげてくれるのに役立ちます。

また、ペパーミントのメントールは過敏性腸症候群による腸管の痙攣を抑える効果もあります。

過敏性腸症候群とは、ストレスなどが原因で腸管が過敏に反応し、痙攣をおこす症状です。

腸管痙攣をおこすと一度腸の外側まで出かかった便が、痙攣によってまた内側に戻ってきてしまうという動作を繰り返し、便が腸内をスムーズに移動することができずに停滞しがちになります。

これが便秘につながるのです。

この時便秘解消のためと食物繊維を摂取すると、かえって症状が悪化することがあるので注意が必要です。

過敏性腸症候群による腸管痙攣をおこしているときに有効な食品がペパーミントなのです。

ペパーミントに含まれるメントールには鎮痙作用があるため、腸の痙攣を抑え便の停滞を改善することができるのです。

鎮静効果で心身リラックス作用で自律神経整える

便秘には様々な種類がありますが、中でもペパーミントが改善効果を発揮するのが痙攣性便秘です。

痙攣性便秘とはストレスや生活環境の変化などが原因で発症する便秘で、自律神経の乱れによって引き起こされます。

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって保たれています。

交感神経は活動中や緊張状態、ストレスを感じている状態に優位になる神経で、副交感神経はリラックスした状態や休息した状態に優位になる神経です。

これら二つの神経が交互に機能している状態が自律神経のバランスが取れた状態です。

しかし、常に緊張やストレスを感じている状態にあり心身ともに休まることがなくなると副交感神経が機能できずに自律神経のバランスが乱れます。

自律神経は身体の様々な機能を制御している大切な神経なので、これが乱れることでいたるところで機能不全を発症します。

その結果、排便のメインのメカニズムでもある蠕動運動にも不調を来たし、腸管痙攣を発症して便秘を引き起こすのです。

この状態を改善する効果を持つのがペパーミントの主要成分であるメントールなのです。

メントールには副交感神経を活性化させる働きのある神経伝達物質、セロトニンの放出を促す作用があります。

セロトニンにはイライラやストレスを緩和してリラックスさせる効果があります。

これによって副交感神経の働きが活発になり、交感神経を抑えて自律神経を整えます。

すると不調だった腸の働きも正常性を取り戻して便秘改善につながるというわけです。

市販のペパーミントティーを購入して飲む

ペパーミントというとスイーツに彩りのために添えられているもの、もしくはガムというイメージがあり、ペパーミントそのものを食べるレシピはあまり思い浮かばないという人も多いかもしれません。

便秘解消のためにペパーミントを摂るのであれば、ミントティーがおすすめです。

温かいペパーミントティーを朝飲めば、ペパーミントの持つ整腸効果とリラックス効果、さらに腸が温められることによって腸が活性化するという、便秘に対するトリプル効果で朝から快調にお通じが訪れること請け合いです。

自宅でペパーミントティーを作るときは、良く洗って10cmほどに切ったペパーミントを耐熱性の容器に入れ、そこに沸騰したお湯を入れて5分ほど煮出せば出来上がりです。

ハチミツやオリゴ糖を入れれば甘みもまし、さらに便秘解消効果もアップします。

自分で本格的なミントティーを淹れるのもおすすめですが、ペパーミントの葉っぱを手に入れられなかったり煮出しをする時間がなかなか取れないという人は、そこまでしなくても市販のミントティーで十分効果は得られます。

カフェインがそれほど気にならないのであれば、夜に飲んでもペパーミントのリラックス効果が得られて質の良い眠りが期待できるでしょう。

ペパーミントをベランダや庭で育てるという考え方

ペパーミントは、実はとても育てやすい植物で、ハーブ初心者にもおすすめです。

ペパーミントはシソ科の多年草で、地下の茎で増えるため、繁殖力が強くとても丈夫です。

ミントが良く育つ適温は15~25度で冬には枯れてしまいますが、地下に伸びる根はまだ生きているため翌春にはまた元気に繁殖します。

極端な乾燥と10度以上の室温を維持することさえ注意すれば初心者でも十分育てることができます。

見た目もかわいらしく、水を張ったコップに浮かべたりおしゃれな鉢に植えたりして観葉植物としても楽しむことができます。

ただし、ベランダや庭でほかの植物と一緒に育てる場合は注意が必要です。

ペパーミントはとても繁殖力の強い植物なのでほかの植物を枯らしてしまう危険があるからです。

できれば同じ鉢に寄せ植えするのではなく、別々の鉢で育てるのがいいでしょう。

成分メントールが沢山含まれているのがペパーミントがおすすめ

一口にミントといっても様々な種類があります。

ペパーミントは別名西洋ハッカとも呼ばれています。

これに対し、二ホンハッカという種類もあります。

その他にスペアミントやアップルミント、ジンジャーミントなどがあります。

それぞれ香りの成分やそれによる効果も異なり、メントールの含有量も千差万別です。

ペパーミントは数多くのミントの中でもメントールの含有量が多いので便秘解消にはペパーミントがおすすめです。

ペパーミントに便秘解消効果がある、意外に思った人も多いのではないでしょうか。

便秘になると、まずはヨーグルトや食物繊維を積極的に摂取するなど食べ物によるアプローチから始める人が多いと思います。

もしそれでも効果が出なかった場合は、便秘薬に頼る前に一度ペパーミントを試してみてください。

ペパーミントは便秘解消のほかにもリラックス効果や抗菌作用、体内に蓄積している老廃物を外へ出すデトックス作用もあります。

普段からペパーミントを摂取していれば、知らず知らずのうちに調子のいい身体を手に入れられるかもしれません。