ガラクトオリゴ糖で便秘解消「動物性オリゴ糖の効果で善玉菌を強化」

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便秘改善やダイエットに効果があるとして、今市場には様々な種類のオリゴ糖があふれています。

しかしこれらのオリゴ糖が実は一つ一つ種類が異なるということをご存知でしょうか。

一口にオリゴ糖と言っても、現在だいたい20種類ほどあることがわかっています。

その中でもよく知られており、サプリメントやシロップなどとして使われているものだけでも6種類ほどがあります。

オリゴ糖は種類によって働きや効果に違いがあります。

オリゴ糖の種類ごとの特徴を知ることで、より効果的にオリゴ糖を摂取することができるでしょう。

ここではそんなオリゴ糖の一つ、ガラクトオリゴ糖についてご紹介します。

ガラクトオリゴ糖について?

オリゴ糖は糖の最小単位である単糖が複数連なったものを言います。

糖の種類や連なっている数によってオリゴ糖の種類も変わってきます。

ガラクトオリゴ糖は乳糖が2~6個連なったものをいいます。

ガラクトオリゴ糖は母乳や乳牛の初乳に含まれるオリゴ糖であり、人間が初めて口にするオリゴ糖ということもできるでしょう。

オリゴ糖は種類によって味も異なりますが、ガラクトオリゴ糖は甘味が砂糖の30%以下程度と比較的甘さ控えめです。

オリゴ糖は大きく「消化性オリゴ糖」と「難消化性オリゴ糖」に分類することができます。

消化性オリゴ糖とは小腸で消化・吸収されやすいオリゴ糖、難消化性オリゴ糖とは小腸で消化・吸収されずに大腸にまで届くオリゴ糖のことです。

ガラクトオリゴ糖は難消化性オリゴ糖に分類されます。

難消化性オリゴ糖は消化性オリゴ糖に比べて腸に届く数が多いため、それだけ腸内環境に及ぼす影響も大きくなります。

また、オリゴ糖は「植物性オリゴ糖」と「動物性オリゴ糖」という分け方をすることもできます。

植物性オリゴ糖は野菜や果物、豆類などに含まれるオリゴ糖で、動物性オリゴ糖はその名の通り、動物から摂れるオリゴ糖です。

ガラクトオリゴ糖は唯一の動物性オリゴ糖です。

動物性のオリゴ糖「ガラクトオリゴ糖」は他と何が違う?

上でもご説明したとおり、ガラクトオリゴ糖は唯一の動物性オリゴ糖です。

動物性オリゴ糖の特徴として、タンパク質の吸収を助ける効果があることが挙げられます。

母乳に含まれていることからも分かる通り、成長期の子供の成育を助ける大きな効果があります。

また、動物性のオリゴ糖は安定性に優れているという特徴もあります。

安定性とは加熱や腸内環境の変化によって成分の質が変化しにくいことを表しています。

ガラクトオリゴ糖は胃酸でも分解されることなく腸にまで届きます。

また、熱にも強いので料理に用いるのにも適しています。

ガラクトオリゴ糖はビフィズス菌を3倍以上増殖させ便秘解消

オリゴ糖全般に共通する作用として、腸内で善玉菌のエサとなり善玉菌の増殖を助ける、というものがあります。

腸内には善玉菌と悪玉菌、日和見菌の3種類の菌が存在しています。

善玉菌は腸の働きを活性化させる働きをもち、悪玉菌は腸内で有毒な物質を発生させて腸の活動を弱らせ、便秘や免疫力の低下を引き起こします。

そして日和見菌はその時々で勢力の強い方の菌と同じ働きをします。

腸内菌は体調や 食事によって常にその数を変化させます。

善玉菌が増えれば悪玉菌が減って腸内は正常に保たれますが、反対に悪玉菌が増えれば便秘や消化不良を引き起こします。

善玉菌が増えると、善玉菌が発生させる乳酸や酢酸によって腸内が酸性に変化します。

酸性の環境は悪玉菌にとっては非常に居心地の悪い環境です。

そのため、善玉菌が増えれば増えるほど悪玉菌は勢力を弱め、便秘の予防や改善につながるのです。

さて、善玉菌にもいくつかの種類がありますが、ガラクトオリゴ糖はその中でもビフィズス菌の増殖に大きな効果を発揮します。

企業が行った実験によって、ガラクトオリゴ糖を含んだ飲料を一定期間飲み続けた結果、腸内のビフィズス菌の数が3倍以上に増殖したという結果も出ています。

ビフィズス菌は上でも書いた、乳酸や酢酸を生成する働きを持っています。

つまりガラクトオリゴ糖には腸内を悪玉菌が住みにくい環境にする効果が高いと言えるでしょう。

ガラクトオリゴ糖を摂取するのがオススメ

ガラクトオリゴ糖は母乳や乳牛の初乳に含まれるオリゴ糖です。

野菜や果物から摂取できるオリゴ糖と比べてなかなか摂取するのが難しいようにも感じます。

しかしガラクトオリゴ糖を配合したサプリメントやシロップもあるのでそういったものから摂取するのがいいでしょう。

ヨーグルトやシロップなどは比較的摂取しやすいのではないでしょうか。

特にビフィズス菌を含むヨーグルトと、ビフィズス菌を増やす働きのあるガラクトオリゴ糖を一緒に摂取すればより便秘解消効果がアップするでしょう。

また、シロップなら料理や飲み物、ヨーグルトなどのトッピングとしても使いやすいでしょう。

甘さが控えめなので甘すぎるのが苦手な人にはとくにお勧めです。

母乳に含まれていることからも分かる通り、とても優しい成分なので赤ちゃんの離乳食に使うのもお勧めです。

ただしその場合は、純度の高い商品を選ぶようにしましょう。

アレルギーや下痢症状になることもある

ガラクトオリゴ糖は安全で健康によい成分ですが、注意も必要です。

ガラクトオリゴ糖には牛乳に含まれているのと同じタンパク質が含まれているため、これが原因となってアレルギー症状を発症する危険もあります。

また、大量に摂取すると下痢になる危険もあります。

普段から牛乳を飲むとおなかを下しやすくなる人やアレルギー体質の人は特に注意する必要があるでしょう。

また、ガラクトオリゴ糖を初めて摂取した時には腸内細菌が強く反応することでお腹がゴロゴロなったり、ガスが出やすくなることもあります。

これはよい反応なのでそれほど心配する必要はありませんが、ガラクトオリゴ糖を摂取して下痢やガスなどの症状が現れた時には翌日の摂取量を少し減らして様子を見るのがいいでしょう。

ガラクトオリゴ糖の1日の目安摂取量は?

ガラクトオリゴ糖は期待する効果によって1日の目安摂取量が変わってきます。

整腸作用や健康効果、体力アップや美容効果を期待する場合には、1日大さじ1杯程度、コーヒー1杯に溶かす程度と考えるといいでしょう。

それほど重い症状ではないものの便が出にくかったり排便の頻度が不規則な場合には1日大さじ2~4杯程度がいいでしょう。

朝と晩2回に分けて摂取するのがおすすめです。

すでに重い便秘で便秘薬や下剤を使ってなんとか排便をしているという状況の場合は、1日3~5杯程度摂取するのがいいでしょう。

はじめのうちは薬と併用しつつ、お通じが良くなってきたら徐々に薬を減らしていきましょう。

下剤や浣腸など、便秘を改善するための薬はいろいろな種類があります。

でもオリゴ糖は、その効果をしっかり理解して最適なタイミング、最適な方法で摂取することで便秘薬以上の便秘改善効果を発揮するのです。

しかも薬のように中毒性もなく摂りすぎても体に大きな害を及ぼすことのないとても優しい成分です。

オリゴ糖のことを良く知って、日常生活に上手に摂り入れましょう。

便秘解消だけでなく、ダイエットや健康など一石二鳥の効果がきっと得られるでしょう。