GABAが興奮抑え副交感神経活発化させることで便秘解消に効く

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あなたはGABAという成分をご存知でしょうか。

『5日もお通じがない』などと、日々便秘に悩まされている方もいるかもしれません。

GABAによるリラックスの効果により、便秘を解消できるかもしれないのです。

食品に含まれる成分により便秘から抜け出せるなら、ぜひ積極的に摂ることが推奨されます。

そこで今回は、GABAの便秘に関する効果などについて迫っていきます。

グルタミン酸から作られる神経伝達物質「GABA」(ギャバ)について

GABAは、アミノ酸の一種でありリラックス効果があることで注目を集めています。

『Gamma-Amino Butyric Acid』という英語から命名されました。

GABAはお麩の元ともなるグルテンに含まれるグルタミン酸という神経伝達物質から生成されています。

GABAにリラックスの効果がある点はメディアでも取り上げられるほどであり、神経の昂りを抑えることが期待でき、ストレスを抱えている際や運動をしたときに起こる興奮状態を抑えることが期待できます。

興奮状態にある場合は脳内でアドレナリンが分泌されますが、そのアドレナリンの分泌をGABAが抑えてくれるということです。

GABAは興奮を要抑制するため副交感神経活動が活発

痙攣性便秘は、自律神経のバランスが乱れてしまうことでも起こることがあります。

腸にいたっても、自律神経の種類である副交感神経の正常に機能することによって、活動をすることができます。

しかし副交感神経が乱れてしまうと、排便にとって大事な腸の蠕動運動ができなくなってしまうのです。

蠕動運動というのは大腸の筋肉が繰り返し収縮することにより便を肛門まで押し出すという仕組みです。

自律神経が乱れてしまい蠕動運動が必要以上に活発になると、痙攣を起こしているような状態となります。

そうなると、便は外に押し出される前にまた内側へと戻るということを繰り返すようになります。

それによって普段通りの排便をすることができなくなり、便秘となってしまうということなのです。

GABAを摂ると、副交感神経が活発に活動できるようになるため、自律神経も整い痙攣性便秘にも効果が得られると考えられるでしょう。

ギャバは加齢により急激に減少するため食事を意識

神経伝達物質であるGABAは脳や骨髄といった様々な加齢によりどんどんと減少していってしまいます。

よって、GABAを食事で摂るように意識することが大事です。

その際には、GABAが良く吸収されるようにしてGABAを脳の中で生成することが、GABAの効果が最も得られるカギとなるでしょう。

GABAは糠みそに特に多く含まれているのですが、吸収率がさほど高くはないので、糠みそだけでは効果を得ることができません。

そこで、小腸の壁を掃除してくれる野菜を一緒に摂ることによって、GABAに含有している糠をより一層吸収しやすくなります。

例えば、糠漬けは糠と野菜の組み合わせにより小腸の壁を綺麗にしてくれますし、GABAをより吸収してくれるのです。

糠漬けに利用するなら、水分が豊富だということできゅうりはいかがでしょうか。

水に浸けるとGABAの量は5時間ほど経過すると8倍ほどにもなるとされています。

糠漬けにするなら、きゅうりに穴をあけて立てて入れるようにすると、糠に含まれるGABAがきゅうりに浸透しやすくなります。

GABAの効果を得るためには、1日で30グラムほどのきゅうりの糠漬けを食べるようにしましょう。

ココア=カカオマスに含まれるGABAが副交感神経の働きを高める

カカオマスとは、カカオ豆の胚乳を発酵や乾燥、焙煎そして擦ることや砕いたりしたものです。

このカカオマスからココアバターの一部を除去することで、ココアケーキとなります。

ココアケーキはそれから細かく砕かれることによってココアパウダーとなります。

ココアは、このココアパウダーやココア飲料のことを指します。

カカオはココアの原料でもありますが、GABAが含まれています。

GABAは、副腎髄質から分泌されることで血糖を上昇させてしまうアドレナリンという物質を、分泌されないようにすること可能となる成分です。

よって、GABAを多く摂取することで興奮状態が収まり、副交感神経を優位にすることが可能になるということです。

血糖値が上がらないということは便通にも良い影響となりますし、GABAはα波も増やすことから、興奮状態を鎮めることが望めます。

副交感神経が落ち着くと、心拍数も穏やかになり筋肉は緩み血管も弛緩します。

そして、胃腸などといった消化器官の活動が活発になるため、栄養の吸収や要らないものの排せつも促進されるということです。

トマト=野菜の中でGABAを多く摂取できるのが高機能トマト

野菜の中ではトマトも一般的なものですが、トマトの中でも高機能トマトをご存知でしょうか。

高機能トマトは、普通のトマトよりも数倍もの成分を含んでいる点が特徴です。

例えば、トマトであれば硬リコピントマトがあり、リコピンの含有量は100グラム中に8ミリグラムが含まれています。

また、トマト自体には、本来GABAがたっぷりと含まれているのですが、トマト100グラム中に57.6ミリグラムのGABAが含有されているでしょう。

中部大学応用生物学部の横越英彦教授も、野菜の中でもトマトが特にGABAの含有が多いということをおっしゃっているほどです。

中サイズのトマトでも1/4程度のサイズでもストレスを軽減する効果が見込めるでしょう。

また、高機能トマトではGABAの含有量が増加されているものもあるため、高機能トマトを食べてGABAをたっぷりと摂ることで、便秘改善につなげられます。

漬物=発酵食品の漬物や甘酒などにGABAが含まれている

GABAは発酵食品にも多く含まれています。

植物性乳酸菌が野菜に含まれているグルタミン酸を分解することでGABAを生成するのです。

GABAは人の身体で神経を通して脳に働きかけて、リラックス効果が出るのだとされています。

このリラックス効果で副交感神経が優位となり、便秘改善に繋がるのではないでしょうか。

GABAの多い漬物としては、白菜やきゅうり、なすといったものがあります。

また、キムチやザワークラウトにも含有されています。

さらに、GABAを摂るなら甘酒を飲むという手段もあります。

月桂冠というメーカーでは、缶にGABA入りと記載もされている甘酒も販売されているほどです。

甘酒は飲む点滴であるとも言われ、アミノ酸の一種であるGABAも含まれています(甘酒にはアミノ酸が9種入っています)。

よって、ストレスを緩和することやイライラを抑えることができますし、血液をサラサラにする効果も期待できます。

血流が悪くなると内臓が冷え胃腸の働きも鈍くなってしまうので、血液をサラサラにできるということは、便通にも適した効能だと考えられます。

GABAの多く含まれている漬物や甘酒を摂り、便秘改善を目指すという方法もあるのです。

この様に、GABAには興奮状態を抑えることが見込める作用があることがおわかりになったのではないでしょうか。

痙攣性の便秘では自律神経の乱れによって引き起こされることもありますが、GABAを摂ると副交感神経が優位になることから、自律神経も整い腸の蠕動運動も正常に働くようになるため、便秘改善に繋がるということです。

GABAを摂るなら、ココアや糠漬けなどといった飲料や食べ物を選択することもうってつけです。