悪玉菌のウェルシュが優位になると便秘になる「腸の悪い働きを改善」

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人の体内には様々な細菌が住んでいます。

そのような細菌の中には、人が身体を健康な状態に保つ上で欠かせないものもあれば、逆に身体に害をなすものもあります。

害悪となる細菌の一つとして一般的によく知られているのが悪玉菌です。

一口に悪玉菌と言っても、その中には様々な種類がありますが、ここでは「ウェルシュ菌」について触れていきます。

悪玉菌「ウェルシュ」とは?

ウェルシュ菌の特性は、嫌気性です。

嫌気性とは酸素を嫌う性質の事で、同じ嫌気性菌ではボツリヌス菌などが有名です。

ウェルシュ菌は人の体内だけでなく、動物の腸内や水中、土壌など、自然界の様々な場所に広く生息しています。

健康な人間の便から検出される事も多いですが、若者よりは高齢者の方が多く見られる傾向があります。

人間以外ですと、魚や牛・豚・鶏などの家畜の糞便から検出されますが、中でも汚染されている可能性が高いのは牛・豚・鶏などの食肉です。

ウェルシュ菌は生存率が高いのも大きな特徴です。

ウェルシュ菌は熱に強い芽胞を持っており、高温でも生き残る事が出来るため、加工のために加熱してもウェルシュ菌は死滅しないのです。

加えて、食品の中には酸素が無いため、嫌気性のウェルシュ菌にとっては格好の住処となります。

加熱しても死滅せず、酸素が無い食品の中で増殖したウェルシュ菌を摂取すると、ウェルシュ菌は小腸の中で更に増殖します。

また、菌が芽胞型に移行する時にエンテロトキシンと言う毒素を生成するため、下痢などの症状があらわれます。

この症状は一度にたくさんの食材を調理し提供する給食施設などで発生する事があったため、「給食病」などと呼ばれる事もあり、大規模食中毒の裏にウェルシュ菌が隠れていると言う事も少なくありません。

ウェルシュ菌などの悪玉菌は腸内のpHが7以上になると増え便秘になる

ウェルシュ菌をはじめとする悪玉菌の増殖には幾つかの条件がありますが、中でも重要になるのは腸内のpH値です。

pHとは水溶液の性質をあらわす単位であり、酸性・アルカリ性の程度を示しています。

通常は0から14で表示され、7より小さいと酸性、大きいとアルカリ性となります。

腸内のpHが7以上、つまりアルカリ性に偏った時に悪玉菌が増殖し、便秘気味になるとされています。

悪玉菌が増殖しないためには腸内の性質をpH7以下の弱酸性にする事が重要です。

しかし、実際問題として腸内のpHをどうやって調べたら良いか分からないと言う人が大半でしょう。

そう言う時は、便の色を見ましょう。

便の色が黄土色なら、pH5.5から6.0の弱酸性です。

pHが高くなるにつれて便の色は黒っぽくなり、pH7を越えると茶色に、pH8.0以上になると黒に近い色になります。

加齢とともにウェルシュ菌が増えることがわかっている

例え健康や腸に良い生活をしていても、腸内の細菌群は加齢で変化し、ウェルシュ菌もまた加齢と共に増える事が分かっています。

これは腸内でビフィズス菌などの善玉菌が減少する事で腸内細菌のバランスが変わり、ウェルシュ菌をはじめとする悪玉菌が増殖するためです。

腸内環境は善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが非常に重要であり、一般的に善玉菌の割合は20パーセントが良いとされていますが、老年期の人の善玉菌は10パーセントまで減少すると言われています。

老年期になると善玉菌以外にも様々な腸内細菌が減少しますが、中でもビフィズス菌は若い頃なら便1グラムあたり100億個もあったのに対し、60歳前後になると100分の1程度の1億個まで減ってしまうのです。

赤身肉が悪玉菌を増やす

悪玉菌が増殖する原因は加齢だけではありません。

腸内環境は日頃の生活習慣、特に食生活に大きく影響されます。

特に気を付けたいのが肉です。

赤身肉だけを食べ続けると、摂取した肉を消化しきれず、腸で腐敗便となります。

腐敗便は悪玉菌の大好物。

悪玉菌は腐敗便を餌にして、アミノ酸やたんぱく質を分解することで有害物質を作り出します。

この有害物質は下痢や便秘以外にも肌荒れ、動脈硬化、高血圧、がんなど、時には死に至る病の原因にもなり得るので、毎日の食事には十分に気を付けなければなりません。

悪玉菌増殖の原因にもなり得る肉は程々にして、食物繊維が豊富な野菜や果物を意識して摂取するようにしましょう。

ビフィズス菌は酸を産生し大腸内の酸性度

ビフィズス菌と言えば、腸内環境を整えると言ううたい文句がついている商品には付き物とも言える細菌です。

しかし、ビフィズス菌には具体的にどのような効果があるのでしょうか。

ビフィズス菌がお腹に優しいと言われる理由は乳酸や酢酸と言った、強い殺菌効果を持つ有機酸を生成する効果にあり、有機酸は腸内で悪玉菌が増殖するのを防ぐ働きがあるのです。

またビフィズス菌には、腸内のpHを低下させ、弱酸性にすると言う効果があります。

先述した通り、腸内のpHが7以上になると悪玉菌が増殖するため、ビフィズス菌を摂取し腸内のpHを7以下にして弱酸性を保つ事で悪玉菌を減少させる事が出来ます。

ビフィズス菌ヨーグルト(BB536)は少量(30g)で腸まで届き便秘解消

森永では、ビフィズス菌ヨーグルト(BB536)「ビビダス」と言うヨーグルトを販売しています。

ビビダスにはビフィズス菌536と言う菌を豊富に含んでおりますが、このビフィズス菌536は通常のビフィズス菌とはどう違うのでしょうか。

細菌の多くは酸や酸素に弱く、それはビフィズス菌も例外ではありません。

酸性に偏った腸内は悪玉菌を減少させるだけでなく、ビフィズス菌まで死滅させてしまう事があるのです。

しかしビフィズス菌536は通常のビフィズス菌よりも酸や酸素に強く、菌が生きたまま腸に到達するので、便秘を解消する効果があります。

加えて、ビビダスは僅か30グラムでもビフィズス菌536を腸まで届ける事が出来るのです。

今までヨーグルトをはじめとする乳製品を食べてビフィズス菌を摂取しようとしたけれどなかなか便秘が改善されなかったと言う経験をした事がある方でも、ビビダスは効果があったと言う口コミも多くあります。

このような結果は、実際に複数の臨床試験によって実証されております。

また、ビフィズス菌536は長年の研究成果や製品応用の結果が米国のFDA(食品・医薬品を管轄する政府機関)の安全性審査認可制度において認められ、「GRAS(Generally Recognized As Safe)」の認証を取得しています。

悪玉菌を増殖させない腸内環境を作る

便秘を解消させ、健康な腸を作るためには、悪玉菌が増殖しない腸内環境を作る必要があります。

そのためには、腸内を弱酸性に保つようにしましょう。

腸内を弱酸性にするには、ビフィズス菌を摂取する事をおすすめします。

近年では森永のビフィズス菌ヨーグルト「ビビダス」が非常に優秀で、米国のFDAにも認められています。

日頃、肉中心の食生活を送っている人は、食事の内容を見直してみるのも良いでしょう。

現在の日本人は食生活の欧米化が進んだ事で様々な病気のリスクを高めてしまっている状態なので、昔のように野菜や魚を中心とする食生活に切り替えると、それだけでも腸内の悪玉菌の増殖を抑える事が出来ます。