便秘の病院で”いい医者”と”悪い医者”の見分け方

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便秘があまりにもひどい場合は、病院に行って診察してもらうのもひとつの方法です。

便秘程度…と考えて放置しておくと、手術が必要になってしまったり大腸がんなどの大きな病気を招いてしまったりする可能性があるからです。

便秘の治療には、便秘外来、内科、消化器内科に行くようにしましょう。

問診や検査をして便秘の原因となっていることを見極め、適切な治療や投薬を行ってもらえます。

良い医師の条件

便秘を治療するために初めて病院に行く場合、どのような医師のいる病院にかかればいいのでしょうか?せっかく病院に行くのですから、信頼のおける良い医師のもとで安心して治療を受けるようにしたいものです。

時間をたっぷりと掛けてよく話を聞いてくれる医師

まず大切なのは、時間をたっぷりとかけてよく話を聞いてくれる医師であるかどうかということです。

便秘と一言で言っても実はいくつかの種類があります。

〈弛緩性便秘〉大腸のぜん動運動が悪いことや腹筋が弱くなっていることで起きる便秘です。

肛門まで便を押し出すことができなくなるため、便が腸の中に長い時間とどまってしまい、その間に水分が腸に吸収されてしまいます。

こうなると便が硬くなってしまうので、ますます排便が困難になってしまいます。

この弛緩性便秘は、腸内環境の悪化や水分不足、腹筋力の低下(運動不足)などが原因で起こります。

〈けいれん性便秘〉精神的なストレスが続くと副交感神経が過度の興奮状態になってしまいます。

その結果腸管が緊張してしまい、便をうまく運ぶことができなくなります。

ウサギのフンのような小さくコロコロした形の便が出るのが特徴です。

下痢と便秘を繰り返すこともあります。

このけいれん性便秘は、精神的なストレスや環境の変化が原因で起こります。

〈直腸性便秘〉直腸まで便が到達しているのに本来の便意を感じることができず、直腸の中に便が溜まってしまうタイプの便秘です。

排便をガマンしてしまう人や、寝たきりの人、高齢者などに多く見られます。

この直腸性便秘は、便が下りてきているのに排便をガマンしてしまい腸が鈍化してしまうことが原因で起こります。

このように、いくつかの種類がある便秘は、種類によって原因が全く違ってきます。

たとえばストレスが原因で起きているけいれん性便秘の人に、腸内環境が悪化することで起きる弛緩性便秘に適した治療をしたとしても、効果はなかなか得られないことになります。

便秘を解消するためには、その原因となっていることを改善することがとても大切になってくるのです。

つまり、便秘の種類を知るにはその原因を突き止めなければならず、そのためには丁寧な問診が必要不可欠なのです。

患者の話をていねいに時間をかけて聞いてくれる医師は、患者の話の中から便秘の原因になっている生活習慣やストレスなどを見抜くことができるので、適切な治療をすることができるというわけです。

きちんとわかりやすく疑問に答えてくれる医師

便秘はストレスでも悪化してしまうものです。

辛い便秘を治すために勇気を出して病院に行ってみたものの、医師が冷たかったり忙しそうにしていたりすると、なんとなく気おくれしてしまいます。

医師との関係に余計な緊張感が生まれればそれがストレスとなって、更に便秘が悪化してしまうこともあります。

そして、どうして便秘になってしまったのか、治療にはどれぐらいかかるのか、日常生活で具体的にどんなことに気をつければいいのかなど、知りたいことはたくさんあります。

医師が忙しそうにしていたりすると、それらの質問をすることもできないまま診察が終わってしまうこともあります。

これではせっかく病院に行った意味がありません。

質問しやすい医師、そしてこちらの質問や疑問に分かりやすく答えてくれる医師がいる病院は信頼できると考えられます。

今後の見通しを具体的に説明してくれる医師は安心

これも初めて便秘の治療のために病院に行く人の多くが抱える気持ちですが、便秘で治療に行った場合、どのような治療を続けていくのかということがまず不安になります。

どのぐらいの頻度で治療に通うのか、処方される薬にはどんな副作用があるのかなど、治療を続けていく上での今後の治療の見通しを具体的に説明してくれる医師であれば、安心して治療を受けることができます。

もしもこんな医師だったら即転院を考える

治療に行った病院がもしも自分に合わなかったら、転院するというのも大切なことです。

特に、これからお話するようなタイプの医師だった場合、即転院を考えてもいいでしょう。

患者の症状を聞いただけで「便秘」

便が出ないということだけで、すぐに『便秘です』と決めつけてしまう医師はあまり期待できません。

最初にお話したように、便秘にはいくつかの種類と原因があり、それぞれに治療法も異なるものです。

患者から生活習慣をはじめとした様々な話を聞いたり、患者に状態を問うたりすることをあまりしない場合、適切な治療ができないばかりか、便秘の陰に病気が潜んでいても、そのことに気付けないということにもなりかねません。

患者が強い副作用や症状の悪化を伝えても処方を変えない

病院での便秘治療においてオーソドックスなものに薬物療法があります。

病院で処方される便秘薬の多くは、硬くなった便を柔らかくして排出をスムーズにする効果のあるマグミットというものになります。

効き目が穏やかで腹痛が起きるというような副作用が起きにくいため、身体への負担が比較的少ないのが特徴です。

ただ、必ずこの薬が処方されるとは限りません。

薬の種類や体質によっては副作用が強く出てしまう場合もあります。

便秘薬の副作用には、尿の量が増えてしまい頻尿になる、のどが乾きやすくなる、咳が出るなどの症状があります。

これらの副作用が出たり、かえって便秘が悪化してしまったりした場合、すぐに医師に相談して薬の処方を変えてもらうことになります。

このような時に薬の処方を変えようとせず、どうしてその薬を使い続けるのかという理由の説明もない場合は、転院を考えましょう。

理解できるような説明をしない

患者は自分の身体のこととは言っても、どうしてこれほどひどい便秘になっているのかということはわからないことが多いものです。

また、どうしてそのような治療方針になるのかということもわかりません。

ほぼすべてのことを医師にまかせて信じるしかないものです。

何か分からないことがあって質問した時に、医師にしかわからないような説明の仕方をされたり、短い言葉でしか説明してくれなかったりすると、患者には何も分からないままです。

患者の質問に対してわかりやすく理解できるような説明をしてくれない医師では、安心して治療を受けることはできません。

いかがでしたか?

便秘のための病院選びをする上で、医師はとても大きな存在です。

多くの方は、便秘がかなり悪化した状態になるまで病院には行かないものです。

便秘を治すには便秘をしていた期間と同じだけの時間が必要だと言われることもあり、病院に行けばすぐに改善できるとは限りません。

もしかすると長い治療期間が必要になるかもしれません。

便秘をきちんと治すためにも、信頼できる医師のもとで長く治療を続けて行けるようにしておきたいものですね。