足、手、指のツボ部分を指圧マッサージで押すことで便秘に効く

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便秘を解消しようと思った時に、みなさんはどのような方法を試してみますか?食生活の改善やストレス解消、こまめに運動をするなど、いろいろな方法がありますが、どうしても便秘が解消されないことも少なくありません。

何日も便が出なくなってとても苦しく、仕方なく便秘薬を使ってしまうこともあることでしょう。

でも、便秘薬は長い間使い続けると、腸が自分で動こうとしなくなってしまうため、ぜん動運動が弱くなって、ますます便秘がひどくなってしまうことがあります。

そこで、薬を使わずに便秘を解消する方法のひとつとして、手や足などのツボを刺激する方法を紹介します。

何をしても改善が見られなかった方は一度試してみてください。

ツボの押し方

ツボ押しと簡単に言っても、正しい方法で実践しないとなかなか効果が出ないこともあります。

自分でツボ押しをしようと思った場合は、まずは正しいツボの押し方を身に着けるようにしましょう。

ツボを押した時には心地よい痛さを感じることができます。

痛さがあればあるほど効果が現れると思って、グイグイと力任せに押す人もいますが、これではかえって炎症を起こしたりしてしまいます。

力加減には注意しましょう。

親指のはらの部分を使ってやや強めに、3秒から5秒ほど押し、5秒ほど離すというペースを繰り返しましょう。

これを1セットとして朝と夜に10セットずつ行うようにします。

ただ、個人差もあるので、セット数は自分の体調を見ながら決めましょう。

あまり長時間続けるとかえってだるさを感じてしまうこともあるので、短時間で済ますことをおすすめします。

ツボの場所をしめす単位

ツボの場所を探す時に、本やインターネットサイトを見てみると、普段の生活ではあまり使わないような「寸」という単位が出てきます。

1寸をメートル法表記にすると3㎝になります。

でも、ツボ押しの場合は少し違った考え方になり、1寸は親指の太さ、1.5寸は人差指と中指の幅を現します。

『太さ』と言っても指の周囲のことではなく、指を上から見た時の幅を指します。

たとえば『へそから1寸』という場合は、へそから親指の幅1本分の位置になり『へそから1.5寸』という場合は、へそから人差し指と中指を並べた位置となります。

ただ、ツボ押しをする人の体格によってツボの位置は変わってくるものなので、あくまでも目安としてとらえておきましょう。

ツボの位置を見つける場合は、実際に押し込んだ時の感覚も併せて目安にしましょう。

親指でツボと思われる部分を押し込んだ時に、痛いけれど気持ちがいいと感じる場所にぶつかります。

この痛みを感じる場所がツボです。

また、ツボ押しをする時に、呼吸法を取り入れると効果がアップすると言われています。

ヨガやストレッチで行う呼吸法と似ていて、決して難しいものではありません。

ツボを押す時に口から息をゆっくりと吐き、ツボから手を離した時に鼻から息を吸い込むようにします。

大切なのはツボ押しをしている時に息を止めないことです。

この呼吸法を意識しながらツボ押しをすると、自律神経の働きがアップするので、血流が良くなったり、内臓のはたらきが良くなったりします。

便秘に効くお腹や背中のツボをマッサージ

便秘をツボ押しで解消する場合、お腹や背中にあるツボを刺激すると、腸に近い位置なので効果が現れやすいと言われています。

即効性のあるツボもあるので、頑固な便秘に悩んでいる方は、お腹や背中のツボをマッサージしてみるといいかもしれません。

ツボ押しをする時に、円を描くようにお腹のマッサージも同時にすると腸のぜん動運動がアップします。

「足」

足には、たくさんのツボがあります。

その中には便秘に効くツボもあります。

足ツボのマッサージでは、マッサージ後に足が冷えることのないよう注意が必要です。

足の片側ずつをマッサージするため、マッサージをしていない方の足は冷えやすくなってしまいます。

血流を良くするためにマッサージをしているのに、冷えてしまっては効果も半減です。

バスタオルやひざ掛けなどを使って、足が冷えないようにしましょう。

足三里(あしざんり)膝の皿から下へ3寸にある位置

足三里は、ひざの皿から下へ3寸の位置、指で言うと約4本分下がった部分、足の外側にあります。

親指で押すと、圧迫感と同様の痛みを感じます。

この足三里は、幅広い症状に効果があると言われている万能のツボです。

便秘をはじめとして、むくみや胃腸、美容にも効果を発揮してくれます。

親指や中指を使って、ぐりぐりとこねるように押します。

三陰交(さんいんこう)足の内側のくるぶし

三陰交は、足の内側のくるぶしの骨から上へ3寸の位置、指で言うと約4本分上がった部分にあります。

この三陰交は、便秘の他に生理痛やむくみ、内臓器官の働きを助ける効果があります。

力強く押すというよりも、左右に動かすようなイメージで刺激します。

ツボに親指をあてて足首の上部分をつかみ、ギューッと深い部分まで押し込みます。

「手・指」

手や指にも便秘解消に効果のあるツボがあります。

手や指のツボであれば、通勤途中や仕事の合間、そしてトイレに座っている時など、どんな時にでもマッサージすることができるので、覚えておくと役に立ちます。

合谷(ごうこく)親指と人差指の付け根の骨が交わる

合谷は、手の甲側の親指と人差指の付け根の凹んだあたり、骨が交わる位置にあります。

比較的知られているツボで、便秘はもちろんのこと、身体の様々な症状に効果のある万能のツボです。

反対側の手の親指と人差指でコリコリした部分を挟むようにして、ゆっくりと揉みます。

支溝(しこう)手首にあるシワから肘側へ3寸の位置

支溝は、手の甲側の手首にあるシワから肘に向い3寸の位置、指で言うと約4本分の腕の中央部分にあります。

このツボは、どんなタイプの便秘にも効果があるとされていて『便秘の名穴』と言われています。

頑固な便秘に悩む人は、このツボを刺激してみましょう。

親指のはらを使って、少し強めに真下に向って押します。

神門(しんもん)手首の小指側に位置する骨と筋のくぼみの位置

神門は、手のひら側の手首の小指側に位置する骨と筋のくぼみの位置にあります。

ちょうどくぼんでいる部分になります。

このツボは、便秘解消の他、神経衰弱や不眠など精神的な不調を緩和させる効果があります。

ストレスがもとで引き起こされている痙攣性便秘の方は試してみましょう。

息を吐きながら、親指のはらで円を描くように押します。

比較的強めにグリグリと押しても大丈夫です。

このように、足や手、指には多くのツボがあります。

ほどんとのツボが便秘だけではなく、様々な体調不良に有効です。

毎日の仕事や人間関係でストレスがたまってしまっている人も、ツボ押しをすることで精神を落ち着かせることが期待できます。

自分の体調や便秘のタイプに合ったツボを探して毎日の健康維持のために役立てるようにしましょう。

また、即効性があるツボなどもありますが、基本的にはツボ押しは毎日続けて行うことで効果が現れたり症状が緩和されたりするものです。

お風呂から上がって眠る前などに行うとリラックス効果もあるので、毎日の習慣にしておくことをおすすめします。

併せて食生活を整えたり運動不足を解消したりして、便秘にサヨナラしましょう。