お茶を飲めば便秘解消に効く?それとも便秘になる?実は飲む量や時間が重要

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便秘の原因

お茶を飲むと便秘が解消される、お茶で便秘になる、一体どちらが正しいのでしょうか?ひと口にお茶といってもさまざまです。

そのため、種類によっては便秘になることもありますし、逆に便秘が解消されることもあるといわれています。

ですから、お茶を選ぶときは成分や効能などをきちんと調べて体質に合ったものを選ばなければいけません。

お茶を飲んで便秘になってしまったという方は、使用しているお茶を一度見直してみてください。

成分カフェインが交感神経活性化し便秘

お茶を飲んで便秘になってしまう原因は、『カフェイン』が大きく関係しています。

カフェインはコーヒーや紅茶などに含まれている成分で、苦味があるのが特徴です。

お茶の種類によって含有量は異なりますが、もっとも多くカフェインが含まれているのが緑茶。

カフェインは少量であれば便秘解消に役立ちますが、もともと利尿作用のある成分ですから、摂りすぎてしまうと大腸に届く前に尿となり排出されてしまいます。

そうなると、当然便秘は解消されません。

それどころか、カフェインによって交感神経が活性化し便秘になってしまう恐れがあります。

特に多いのが『痙攣性便秘』や『過敏性腸症候群』です。

またお茶には旨味成分である『テアニン』含まれています。

このテアニンは、摂取して40分程で脳波にα波が出るという研究データがあります。

副交感神経の活性化とも関係していますので、摂りすぎには十分注意しなければいけません。

カリウムの作用で便を固くする!

お茶には、カフェイン以外にも『カリウム』も含まれています。

カリウムには、カフェイン同様利尿作用があることで知られています。

排尿が少ない人には非常に効果的ですが、便秘で悩んでいる人には逆効果になる場合がありますので注意が必要です。

カリウムはミネラルの一種で、高血圧を防いだり、老廃物を排出したり、筋肉収縮をサポートしたりなど、人間が健康で生きていくうえで欠かせません。

しかし過剰に摂取してしまうと尿として大腸に届く前に出てしまいますので、便秘解消のためにお茶を飲むなら摂りすぎに気をつけてください。

渋みの成分タンニンと便秘の関係

タンニンも、カフェインやカリウムと同じ”摂りすぎると便秘になる”成分です。

そのため、タンニンそのものが便秘を引き起こすものではありません。

そもそもタンニンとは、カテキンが酸化したもの。

コレステロール値を抑え、脂肪燃焼を促してくれる効果があります。

タンニンそのものは非常に体に良い成分ですが、”便を硬くする”作用もあるため、過剰に摂取すると便秘になってしまうというデメリットがあるのです。

これは、タンニンによって善玉菌が減ってしまうというのも関係しています。

便中のたんぱく質を餌にするため、腸内環境を整え排便をスムーズにする善玉菌が減ってしまうのでしょう。

逆に、下痢で悩んでいる人には便が硬くなることで症状を緩和できるといわれています。

しかし!カテキンは悪玉菌を減らす効果がある!

お茶は、賢く飲めばしっかり便秘を解消してくれます。

緑茶に含まれるカテキン。

これは、殺菌作用があることで知られています。

そのため、悪玉菌を減らし善玉菌を増やしてくれる効果が期待できます。

便秘は、腸内の悪玉菌の増加が原因ですから、カテキンで綺麗に掃除してあげましょう。

体内に摂取されたカテキンは、そのまま大腸に届きます。

途中で消化される心配がないため、スムーズに悪玉菌を減らすことができるのです。

もちろん、便秘解消には悪玉菌も必要です。

善玉菌と悪玉菌のバランスを取ってくれるのもカテキンの働きによるもの。

悪玉菌が優位にならないように働いてくれるので、便秘を解消してくれるのでしょう。

カテキンが蠕動運動を活性化

さらに、カテキンには蠕動運動を活発にするという便秘解消に嬉しい効果が期待できます。


便秘の人は、この蠕動運動がきちんと行われていないことも関係しているといわれています。

蠕動運動とは、臓器の収縮を行う運動のことで、しっかり収縮されることで溜まった老廃物を外へと排出できるようになります。

その働きをカテキンが可能にしてくれるのですから、便秘で悩んでいる方はぜひ積極的に摂取してほしい飲み物です。

ちなみに、カテキン以外ではビタミンCやマグネシウム、水溶性食物繊維なども便秘解消に良いといわれている成分です。

ビタミンCには善玉菌を活発にする効果があり、マグネシウムには排便しやすくなる効果が期待できます。

水溶性食物繊維は食物繊維ですので、便秘解消にはもってこい。

水溶性ですので、硬くなった便を柔らかくし排便をスムーズにしてくれます。

緑茶にはカテキンとビタミンCが豊富に含まれています。

Wの効果で便秘を解消し腸内環境を整えてくれるのでしょう。

お茶の1日最低摂取量はどれくらい?

お茶は、ただ飲めば便秘が解消できるわけではありません。

重要なのは、『飲み方』と『飲むタイミング』です。

先にも述べたように、お茶は摂取量を間違えるとかえって便秘になってしまう恐れがあります。

ですから、1日に必要な摂取量をきちんと守らなければいけません。

まず1日に必要な摂取量は、5杯です。

5杯というと少し多く感じるかもしれませんが、湯呑1杯で約6mlのカテキンを摂取することができますので、目安としては1日5杯になります。

ただカテキンは体重10kgに対して10ml摂るのが良いといわれていますので、必ずしも5杯飲まなければいけないというわけではありません。

あくまで目安量ですので、自身の体重によっては摂取量が変わってくる可能性があります。

また湯呑1杯に対しての量ですので、マグカップなど容量が大きいもので飲む場合、5杯はカテキンの摂りすぎになるので注意しましょう。

効き目は、大体30分程で出てくるといわれています。

ただし、腸内環境が整うのは最低でも3日はかかりますから、人によっては効果が出るまで30分以上かかることもあるでしょう。

腸が綺麗になるまでは、約1週間はかかるといわれています。

ですから、継続して飲むことをオススメします。

飲むタイミングは、起床後です。

朝は腸が活発になりやすいため、水分補給することで蠕動運動がスムーズに動くようになります。

緑茶には蠕動運動を活発にさせる効果がありますから、朝飲むのは非常に効果的。

もちろん昼や夜に飲んでもOKですが、より効果を実感したい方は朝起きてすぐがオススメです。

必ず『温める』こと。

冷たいお茶は腸を冷やし便秘になる恐れがあります。

また腸が痙攣する恐れもありますので、しっかり温めてから飲むようにしましょう。

まとめ

便秘解消に良いといわれている緑茶も、摂取量や飲み方によって便秘を悪化させてしまう恐れがあることが分かりました。

しかし、正しい方法で摂取していれば、善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます。

また殺菌作用もありますので、腸内に溜まった老廃物もしっかり排出することができるでしょう。

緑茶は”体を冷やす”と考える方もいるかもしれません。

しかし、正しい飲み方をマスターすれば、便秘解消に繋がり女性ならダイエットも成功させてくれます。